洋雑誌編「2006年の傾向と対策~各国の年鑑誌を読む」
●年刊「THE WORLD IN 2006」(イギリス)
●年刊「TIME SPECIAL ISSUE: ANNUAL 2006」(アメリカ)
●年刊「DER SPIEGEL JAHRES-CHRONIK」(ドイツ)
2006年最初の月を、どのようにお過ごしですか? 去年の反省や、今年の目標設定などはお済みでしょうか? 私は、元旦に家にこもって反省会を致しました。2005年の我がまぬけさを、新しい年に持ち越さないように脳内ミーティングを試み、一年の計にすがってみました。すぐに様々な出来事が、大恥や大後悔を伴って思い出されてきました。臨場感溢れ過ぎてちょっと叫び出したいような気持ちがしました。痛々しいメモリーの数々に悶絶です。
私が携わっている洋雑誌に関係することでは、台湾・韓国誌の取り扱いを始めたり、ヴィゴが表紙になったり、オーランド・ブルームやジョニー・デップの特集があったり。ああ、道理であっという間に過ぎていった印象があるわけです。納得しました。
では、せっかく洋雑誌がたくさんあるので、世界にも目を転じたいと思います。広い視野は大事です。それが破壊的に悲しいことにせよ、快哉を上げたいほどの素晴らしいことにせよ、2005年に起こった様々な出来事を、権威あるイギリスの雑誌「THE ECONOMIST」とアメリカの代表的な雑誌「TIME」、そして、ドイツの「DER SPIEGEL」が、それぞれ総まとめにしている年鑑誌です。その年を象徴するような出来事に焦点を当て、その行く年を考察すると共に、来る年を予測する。非常に前向きなテーマ、且つ世界のことがわかってしまう大変な充実度で、保存版にふさわしい内容となっています。
有意義な2006年を送るため、私は上手に世を渡って生きる勉強と練習をしたいと思います。本年も、よろしくお願い致します。日々精進。
【雑誌部・麻】