2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧
→紀伊國屋書店で購入 →紀伊國屋書店で購入 「私はまだかつて 嫌いな映画に 逢ったことがない」 昔、キネマ旬報という雑誌があって、今もありますけど、それに原稿を採用してもらうのが最大の目標だった時期があります。当時はワープロなんてものはないので、…
→紀伊國屋書店で購入 藤本健二氏の本で将軍様がたいへんなパソコン・マニアで、報告はすべてメールで受けとったり、毎日、数時間、ネットサーフィンをしていると読み、あの国の電脳事情が知りたくなった。そこで本書『サイバー北朝鮮』を手にとってみた。 『…
→紀伊國屋書店で購入 金正日の元料理人、藤本健二氏の三冊目の本である。二冊目がまったくの二番煎じだったのでどうかと思ったが、先日、金正日の四番目の夫人と報じられた金玉女史の写真が載っているので買ってみた。 今回の本も六割か七割はこれまでの本の…
→紀伊國屋書店で購入 →紀伊國屋書店で購入 金正日の元料理人、藤本健二氏の手記である。一冊目の『金正日の料理人』は2003年6月に、二冊目の『金正日の私生活』は2004年7月に、どちらも扶桑社から出ている。 藤本氏は寿司職人として北朝鮮にわたるが、はから…
→紀伊國屋書店で購入 「あれはいつだったか 私の記憶が正しければ ロッキーの試写会で 私の斜め前の座席で 荻昌弘さんが泣いていた」 再び夜明け前にホテルを出て、ヘッドライトに照らし出されたセンターラインだけを頼りに空港へのハイウェイを走る。FMをCl…
→紀伊國屋書店で購入 1990年代後半の北朝鮮の飢餓をあつかった、今のところ、唯一の研究書である。萩原遼氏の『金正日 隠された戦争』で重要な論拠の一つとして言及されていたので読んでみたが、徐々に明かになっていく飢餓の実態に鳥肌が立った。 著者のナ…
→紀伊國屋書店で購入 1990年代に北朝鮮は300万人を越える餓死者を出したと推計されている。一番ひどかった1997年と1998年の両年にはそれぞれ100万人が餓死したらしい。 おびただしい餓死者が出たのは主体農法と称する滅茶苦茶な農法で農地が疲弊していたとこ…
→紀伊國屋書店で購入 北朝鮮問題の第一人者である重村智計氏が、金丸訪朝団以降の日朝外交を総括する本を出した。本書は小泉訪朝にいたる日朝交渉で暗躍した「ミスターX」の正体をあかした点が話題になり、ニュースでとりあげられたほどだが、もちろんそれ…
→紀伊國屋書店で購入 壮絶な歴史をもつ絵本である。 何度もなんども廃刊になり、出版社をかえて復刊されつづけている絵本なのだ。 一時期は出版社がみつからず、絵はがきセットで出版されていた時期も。 幼い命が犠牲になる事件や事故が相次ぎ、世の中「安心…
→紀伊國屋書店で購入 【登場する新刊】---------------------------------------- ○『少女七竃と七人の可愛そうな大人』 (桜庭一樹、角川書店)○『図書館戦争』(有川浩、メディアワークス) ○『ひかりをすくう』(橋本紡、光文社) ○角川コミックエース『…
[劇評家の作業日誌](17) 前回予告した通り、ワールドカップのさなかのドイツに行って来た。日本でもサッカーはずいぶん市民権を得てきたように思ったが、やはり「本場」の迫力、浸透度は違っていた。毎日3時過ぎになると、街頭に張り出された特設のTV…
→紀伊國屋書店で購入 本書評は、早瀬晋三著『歴史空間としての海域を歩く』または『未来と対話する歴史』(ともに法政大学出版局、2008年)に所収されています。 本書は、2002年に開催された審議会で、民営化されたフランスを代表するテレビ局TF1のルレー社…
→紀伊國屋書店で購入 タイトルからは健康法に関する本が想像されるが、そうではなく、音楽をベースにした文化論が鮮やかに展開される。こうした間口の広さが、本書まず第一の特徴と言えよう。 著者の中村と私とは、中学・高校を通じて“同じ釜の飯を食った”仲…
→紀伊國屋書店で購入 「複雑なネットワークの構造を解析!」 様々な複雑なネットワークの興味深い構造に関する理論と実例について詳しく解説されている。 バラバシ氏はネットワーク構造の研究をしている物理学者だが、 昔はサイエンスライターの仕事もしてい…
→紀伊國屋書店で購入 エリート研修医の吾郎はある夜中、病院の中庭でユーレイの「ゴロー」と出会います。ゴローはこの世に遣り残したことが…。誰かのために一生懸命になることは、自分の心を満たすことにもなるのです。この夏、あなたも吾郎と一緒に優しい気…
→紀伊國屋書店で購入 ああ、なんて味わい深いエッセイでしょうか。日々の仕事に追われ、忘れかけていた本たちへの愛情。そう、本は触れば触るほど喜ぶのです。耳をすませば聴こえてくる本たちのざわめき。そんな小さな幸せを噛みしめる1冊です。【クレド岡山…
→紀伊國屋書店で購入 時代は1980年代。ケータイのない時代の青春(!!)を実際に起こった出来事と絡めながら軽快に描いています。奥田氏お得意のトホホ感はもちろん、若さゆえの甘酸っぱさもプラスされ、なんともいえないくすぐったさ。誰もが通り過ぎてき…
→紀伊國屋書店で購入 4人の女性と不思議なお人形「りかさん」との共同生活の物語。「りかさん」がつなぐ彼女たちの奇しき縁とは…。その場の色や空気が伝わってくるような梨木さんの文章に私はひきこまれてしまいました。【大津店・馬作店頭POPより】 →紀伊國…
→紀伊國屋書店で購入 『すばらしい新世界』、このタイトルには皮肉がある。すばらしい人、すばらしいモノ、すばらしい社会、ただ「すばらしい」と付けるだけで、どうしてこうも、うさんくさくなるのだろう。この本が「すばらしい」かどうか、まずはどうぞご…
○月刊「TIGER BEAT」(アメリカ)○年10回刊行「M MAGAZINE」(アメリカ)○隔月間「SYNDROME」(韓国)「ティーン」とは10代の子どもたちを呼ぶのだと思っていた。が、一般的には13歳から19歳あたりの意味合いが強いそうだ。12歳(twelve)までは「teen」がつ…
→紀伊國屋書店で購入 各地で原画展が開かれ、リサがテレビCMにも登場するなど大人気のA.Gutman&G.Hallenslebenコンビの人気シリーズの中から特にオススメの3冊を紹介。 ●『Gaspard and Lisa's Christmas Surprise』(A.Gutman&G.Hallensleben、Alfred a Kn…
→紀伊國屋書店で購入 Tout commence par une histoire banale, la séparation entre Gisèle et Damien. Lâchement, Damien envoie son père annoncer la nouvelle a Gisèle ; il utilise le stratagème de venir changer un robinet et soudainement se lanc…
→紀伊國屋書店で購入 本書評は、早瀬晋三著『歴史空間としての海域を歩く』または『未来と対話する歴史』(ともに法政大学出版局、2008年)に所収されています。 今日、日本人の多くが、「終戦記念日はいつか?」と問われれば、「8月15日」と答える。著者も…