2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?w-nips=997927428x →紀伊國屋書店で購入 本書評は、早瀬晋三著『歴史空間としての海域を歩く』または『未来と対話する歴史』(ともに法政大学出版局、2008年)に所収されています。 豊かな原材料…
→紀伊國屋書店で購入 いろいろな資料をまとめただけのウィーン情報とはひと味違う、ウィーンに住んでいたことのある人の視点で書かれた、とてもおしゃれな内容の本である。私自身20年あまりウィーンに住んでいたからこそ自信を持って太鼓判を押せるのだが「…
→紀伊國屋書店で購入 「最後の夏 弾きつぶすやつら 男のロック」 何も活字だけがストーリーテラーではない。 今や活字のない映像の多弁は無視出来ない。 紀伊國屋BookWebでもこのDVDは手に入る。 伝説のライブ。 ここまで弾きつぶすやつらを見たことがない。…
→紀伊國屋書店で購入 本書評は、早瀬晋三著『歴史空間としての海域を歩く』または『未来と対話する歴史』(ともに法政大学出版局、2008年)に所収されています。 まず、古くて頭の悪い人は読まない方がいいかもしれない、ということを言っておく。著者藤原辰…
→紀伊國屋書店で購入 “音楽の都ウィーン”とは絶妙なネーミングである。私事で恐縮だが、長年住み慣れたウィーンから日本に本拠を移した際に、仕事整理用の法人を作って「アトリエ・ウィーン」と命名した。会社であるからには領収書を発行してもらうことが欠…
→紀伊國屋書店で購入 「超アジア通 インドは踊る 理想の夫婦像」先日、夜中に「やっぱり猫が好き」の最新版をやっていて、3人ともメジャーになったもんだと感慨にふけて見入ってしまいました。決まった人物だけでワンカットで繰り広げられる、いわゆるシチ…
→紀伊國屋書店で購入 久々にずっしりとした感触の本を手にした。 偉人や天才の伝記というと、おおよそ両親のルーツから始まり、その後時間軸を中心に話が展開されていく。この本も例外ではないのだが、それだけではない。“現代人の目から見たモーツァルト”と…
[劇評家の作業日誌](3) 20世紀の歴史を圧縮した感のあるベルリンという都市で演劇を見る−−この魅力的なプランを徹底し、かつ論じ切ってしまった書物が刊行された。それが『演劇都市ベルリン−−舞台表現の新しい姿』である。 著者の新野守広氏は気鋭のドイツ…
→紀伊國屋書店で購入 本書評は、早瀬晋三著『歴史空間としての海域を歩く』または『未来と対話する歴史』(ともに法政大学出版局、2008年)に所収されています。 国際社会学で「グローバル・ナショナル・コミュニティ」のバランスのなかで考え、環境学で「グ…
→紀伊國屋書店で購入 「訴える瞬間」 大学1年の夏休み、プロ野球の試合の観戦ツアーをやった。今で言う追っかけかもしれない。後楽園、神宮、川崎はそのまま、そして名古屋、甲子園、と。さすがに広島はあきらめた。お金もなかったし。 大垣行きの夜行で早…
新課程用の高等学校世界史教科書が昨年出揃い、専門とする東南アジア史の記述を中心にみた。カラー印刷で視覚に訴えかけ、近年の研究成果も取り入れて、地域的にもテーマ的にも幅広い記述になっていた。近現代史重視の世界史Aでは、16世紀までを地域世界ご…
→紀伊國屋書店で購入 「言葉では伝えられない記憶」 実は、最近の漫画のトレンドを知らない。 「ゴルゴ13」とか「人間交差点」とかは、夜行列車の窓の奥の暗闇にゆっくり後ろに移る民家の明かり、思い出したように窓に写る自分を見ながら読みふけ る、一瞬中…
→紀伊國屋書店で購入 本書評は、早瀬晋三著『歴史空間としての海域を歩く』または『未来と対話する歴史』(ともに法政大学出版局、2008年)に所収されています。 中国での反日デモは、なにが原因なのだろうか。中国の愛国教育や国内問題の目をそらすためだと…
→紀伊國屋書店で購入 「期末試験とDeep Purple 見えるべき風景 何か違う背景」 小中高と、邦楽はだめで洋楽、邦画はだめで洋画、のような感覚でいて、巷では新宿西口のフォークだ何だというのを横目に、俺はロックだぜみたいな斜に構えたところがありました…