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〔2013復刊書目〕 オンデマンド書目

【オンデマンドとは】
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孔子神話 宗教としての儒教の形式』浅野裕一岩波書店

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初版1997・最終版1998年◆A5判◆368頁◆税込9,450円(本体9,000円)
ISBN978-4-00-730059-2

聖人・孔子像の脱神話化の試み-春秋戦国から清朝まで、儒教の形成史をたどり、宗教運動としてのダイナミズムに迫る。


朝貢システムと近代アジア』浜下武志(岩波書店

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初版1997・最終版1998年◆A5判◆256頁◆税込7,875円(本体7,500円)
ISBN978-4-00-730060-8

本書ではこのシステムの生成と構造を分析する。そしてそのシステムが今世紀の国際関係に及ぼした意味と、香港をめぐる中英関係の世界史的意味を考える。


『日本煉瓦史の研究』水野信太郎(法政大学出版局

日本煉瓦史の研究 →紀伊國屋ウェブストアで購入

初版1999・最終版1999年◆B5判◆360頁◆税込15,750円(本体15,000円)
ISBN978-4-588-92064-6

明治の文明開化と共に開花した我国煉瓦造建築の成立と消長を技術史・文化史の視点から跡づけ、歴史的建造物を具体的に検討しつつ、煉瓦の魅力と可能性をさぐる。


『日本古代都市論序説』鬼頭清明法政大学出版局

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初版1977・最終版1991年◆A5判◆316頁◆税込7,875円(本体7,500円)
ISBN978-4-588-92068-4

正倉院文書に残る三人の下級官人の生活と行動を追求し、その舞台である都市平城京の歴史的性格を生々と考察。優婆塞貢進、民間写経、出挙銭等に関する論稿も収録。


『近世伊勢湾海運史の研究』村瀬正章(法政大学出版局

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初版1980・最終版1980年◆A5判◆456頁◆税込8,925円(本体8,500円)
ISBN978-4-588-92069-1

昭和56年度住田海事奨励賞受賞 伊勢湾・三河湾海運の実態を、廻船業の経営、浦廻船と商品流通、河川水運、沿海農村の変容、海難及び海上犯罪等の問題から追求。


『近世の琉球』渡口真清(法政大学出版局

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初版1975・最終版1975年◆四六判◆492頁◆税込6,825円(本体6,500円)
ISBN978-4-588-92070-7

石高、租税制度、位階制度、行政機構等にわたる多面的・実証的な分析を通して、史書の虚実を探り、幕藩体制下の一地域として琉球の実像を浮彫りにする。


竹富島誌〈民話・民俗篇〉』上勢頭亨(法政大学出版局

竹富島誌〈民話・民俗篇〉 →紀伊國屋ウェブストアで購入

初版1976・最終版1985年◆四六判◆362頁◆税込6,300円(本体6,000円)
ISBN978-4-588-92071-4

現代の語部ともいうべき著者が、半世紀余にわたり記録し続けたこの島の民俗資料を集成。本篇は民話・伝説、風習・年中行事、さらに幻の神歌=神口・願い口を収録。


竹富島誌〈歌謡・芸能篇〉』上勢頭亨(法政大学出版局

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初版1979・最終版1979年◆四六判◆490頁◆税込7,350円(本体7,000円)
ISBN978-4-588-92072-1

本篇はアユー、ジラバ、ユンタ、ユングトゥ等の古謡、節歌、童謡、さらには例狂言・笑し狂言19篇を収録し、強制移住人頭税の歴史、玩具・民芸品等にもおよぶ。


『南島貝文化の研究』木下尚子(法政大学出版局

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初版1996・最終版1996年◆B5判◆586頁◆税込21,000円(本体20,000円)
ISBN978-4-588-92065-3

第6回雄山閣考古学賞受賞 南島で開花した多彩な貝製品の文化を復元するとともに弥生時代以来南島と九州・本州との間に行われてきた貝交易のルートを究明する。


『バーク政治経済論集』E.バーク/中野好之編訳(法政大学出版局

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初版2000・最終版2000年◆A5判◆1192頁◆税込31,500円(本体30,000円)
ISBN978-4-588-92073-8

議会政治と保守主義の思想家として知られながら、〈政治的叡知の不朽の手引〉たる思想の精髄が未だによく理解されていないバークの演説・書簡・論考を集成。


『フランス語版 資本論(上)』K.マルクス/江夏美千穂、上杉聰彦訳(法政大学出版局

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> 初版1979・最終版1987年◆A5判◆422頁◆税込8,400円(本体8,000円)
ISBN978-4-588-92066-0

著者自ら訳稿を全面的に校閲し、独語版と並立する独自の科学的価値を謳ったラシャトル版。上巻は第1篇「商品と貨幣」から第4篇「総体的剰余価値の生産」まで。


『フランス語版 資本論(下)』K.マルクス/江夏美千穂、上杉聰彦訳(法政大学出版局

フランス語版 資本論(下) →紀伊國屋ウェブストアで購入

初版1980・最終版1990年◆A5判◆496頁◆税込8,400円(本体8,000円)
ISBN978-4-588-92067-7

下巻は第4篇「総体的剰余価値の生産」(続)から第8篇「本源的蓄積」までを収録する。独語現行版の邦訳よりも読みやすくわかりやすい「最後の資本論」完結篇。


北一輝著作集1 国体論及び純正社会主義北一輝/神島二郎ほか解説(みすず書房局)

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初版1959・最終版2004年◆A5判◆458頁◆税込12,600円(本体12,000円)
ISBN978-4-622-06243-1

明治政府を震駭させ発禁となった「国体論及び純正社会主義」、革命と戦争への予言の書「支那革命外史」「日本改造法案大綱」ほか、全貌を示す著作集。


北一輝著作集2 支那革命外史、日本改造法案大綱北一輝/神島二郎ほか解説(みすず書房局)

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初版1959・最終版2004年◆A5判◆460頁◆税込12,600円(本体12,000円)
ISBN978-4-622-06244-8

明治政府を震駭させ発禁となった「国体論及び純正社会主義」、革命と戦争への予言の書「支那革命外史」「日本改造法案大綱」ほか、全貌を示す著作集。


北一輝著作集3 論文・詩歌・書簡 関係資料雑纂』北一輝/神島二郎ほか解説(みすず書房局)

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初版1972・最終版2004年◆A5判◆762頁◆税込18,900円(本体18,000円)
ISBN978-4-622-06245-5

明治政府を震駭させ発禁となった「国体論及び純正社会主義」、革命と戦争への予言の書「支那革命外史」「日本改造法案大綱」ほか、全貌を示す著作集。


『海女の島[新装版]』マライーニ/牧野文子訳(未來社)

初版1989・最終版2004年◆四六判◆170頁◆税込2,730円(本体2,600円)
ISBN978-4-624-99033-6

戦前北大でアイヌを研究し、戦後記録映画撮影のために再び来日した人類学者の紀行文。日本民族への深い関心に貫かれて島と人とを詩情豊かに描く。


ダッハウ収容所のゲーテ』ロスト/林功三訳(未來社)

初版1991・最終版1991年◆四六判◆438頁◆税込6,825円(本体6,500円)
ISBN978-4-624-99034-3

ドイツの収容所の一つであるダッハウで襲い来る恐怖と戦いながら、文豪ゲーテなど文学を糧に生き抜いてきたオランダ人ジャーナリストの日誌。


『ヨーロッパ~栄光と凋落』A.J.P.テイラー/川端末人、岡俊孝訳(未來社)

初版1994・最終版1994年◆A5判◆488頁◆税込7,875円(本体7,500円)
ISBN978-4-624-99035-0

1943-55年に書かれた歴史論を収録。ナポレオンからフランス革命ヒトラー、ドイツなどヨーロッパの歴史と精神を吟味する論文集。


『朝鮮から見た古代日本』全浩天(未來社)

初版1989・最終版1997年◆A5判◆230頁◆税込3,990円(本体3,800円)
ISBN978-4-624-99036-7

日本の古代文化の源流をどこに求めるべきか。朝鮮からの視点で朝鮮と古代日本との関係を実地踏査によって探り、豊富な写真・図版で実証的に示す。


琉球諸島の民具』上江洲均、神崎宣武、工藤員功(未來社)

初版1983・最終版1983年◆四六判◆406頁◆税込6,300円(本体6,000円)
ISBN978-4-624-99038-1

故宮本常一博士の民具学の方法論を下敷にし、琉球地方の生活用具を採集・分類した民具百科。豊富な写真資料と分類表、採訪記からなる民具民俗誌。


『自分のことばをつくる』山本安英の会編(未來社)

初版1984・最終版1995年◆A5判◆242頁◆税込3,990円(本体3,800円)
ISBN978-4-624-99037-4

自分のことばをつくるとは何か。内田義彦、中野好夫森有正荒畑寒村谷川俊太郎ら多彩な顔ぶれが、ことばにまつわる根深い問題に鋭く切りこむ。


『若きゲーテ』グンドルフ/小口優訳(未來社) 初版1956・最終版1978年◆A5判◆356頁◆税込6,090円(本体5,800円)
ISBN978-4-624-99039-8

ゲーテの誕生から青年期にいたる人格形成期を扱う第1部「存在と生成」の全訳。古典の旺盛な摂取、恋愛体験などが芸術運動に昇華してゆく過程を解明。