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大きい1年生と小さな2年生/古田足日・中山正美

大きい1年生と小さな2年生
古田足日中山正美

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7/4/2013 19:48:59
国語学部外国語学ベトナム語専攻
1年生・女性

あなたが過去に贈られた本で、印象に残っているものは何ですか?書名と著者をご記入ください。

大きい1年生と小さな2年生古田足日中山正美

その本は何歳くらいの時に読みましたか?また、どなたから贈られましたか?

小学校一年生のとき 知り合いのおばさまから

どんな内容の本ですか?簡単なあらすじや設定などをお書きください。

小学二年生のアキヨは、身長は小さいが堂々としていて、気が強い女の子。一方の小学一年生のマサヤは、体は大きいが小心者の泣き虫。ある日マサヤは、上級生にホタルブクロの花を踏みつぶされて泣いているアキヨを見てしまう。アキヨのために、マサヤは勇気を出してホタルブクロの花を摘みに行く…。

その本のどのようなところが印象に残りましたか?また、どのような点が気に入りましたか?
(抽象的にでも具体的にでもいいです。当時の思い出などのエピソードも添えていただいても構いません)

最初は、表紙の絵が古臭くて、読むのが億劫だった気がするけれど、当時保育園に通っていた妹より背が低かったわたしは、題名にひかれたことを覚えている。文章中に出てくるホタルブクロの花はとても美しくなんだか手の届きがたい存在に思えて、「どんな花なのだろうか」とわくわくした。

当時読んだ印象と、今ではその本の見方は変わりましたか?

当時は、泣き虫なマサヤを「ださい」気の強いアキヨを「女の子のくせに」と思い(少しひねくれた子供だったのです)、登場人物があまり好きではありませんでした。でも、いま読み返すと、なんだか主人公たちがかわいらしく愛おしく思えてたまりませんでした。(単純に考えて、当時は同級生だった主人公たちが、いまはもう私より12、3歳も年下ですもんね)「わたしにもあったなあこんな時期」すこし辛気臭いですが、当時抱いた感情と、今の感情とのギャップが、とても心地よかったです。