第10位 『ピクトさんの本』 内海慶一
(BNN新社/税込1,050円)
タイトルを聞いて「誰だろうそれ」写真/図を見て「あぁ~見たことある」(でも何でピクトさん?)パラパラと本を見て「へー色々居るんだなぁ」じっくり読んで「…ピクトさん…!!」じわじわくるテンポの良い文章、自己犠牲にもほどがあるピクトさんの姿。爆笑する類の本ではない。が、確かにこれは面白い。
〔松山店・髙藤裕美〕
ピクトさんー世界中のあちこちで自身を犠牲にしながらも大活躍している、このかわいそうな人を一体どれだけの人が気に留めているだろうか?凍結した道で転倒し、段差でつまづき、バーで頭を打ったらドアにはさまれ指も切断…。そう、ピクトさんとはすなわち!「被苦人(ピクト)」さんなのだ!!そんな彼らの勇姿をカラー写真でたっぷりと紹介。あなたの街で今日もピクトさんは体を張って頑張っている!!
〔クレド岡山店・林久美子〕