『怖い絵』中野京子(朝日出版社)
怖い絵
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1.この本との出会いはいつですか?
大学一年の夏学期に、レポートの参考になるような本を探していて偶然目に止まりました。「怖い」という新しい観点から絵画を分析しているところに好奇心がわいてきました。
2.どんな内容の本ですか?
何枚かの絵画について、その背後にある怖いエピソードや隠された意味合いをそれぞれ明かしています。見るからに怖い絵、「これのどこが怖いの?」という絵の両方がバランスよく選ばれていると思います。
3.この本のどういうところが好きですか?
(抽象的にでも具体的にでもいいです)
怖さに絡めて画家やモデルの人生を垣間見ることで、「知ってはいけないことを知ってしまった」と思うと同時に、好奇心が満たされていくところ。どの話も、妙に納得させられます。また、解説部分の長さもちょうどよく、飽きずにたくさんの絵に触れられます。
4.この本からどのような影響を受けましたか?
この本に紹介されていない絵画については、さらに深く知りたくなります。紹介されているものについてはうんちくが語れるようになります(笑)。