『ノルウェイの森』村上春樹(講談社文庫)
ノルウェイの森
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1.この本との出会いはいつですか?
高校2年生の秋
2.どんな内容の本ですか?
学生運動の時代を背景として、主人公「僕」と、友人の恋人「直子」や後輩の「緑」を軸に、様々な思春期の葛藤や人間模様、恋愛、喪失感などを描いた、”100パーセントの恋愛小説”
3.この本のどういうところが好きですか?
(抽象的にでも具体的にでもいいです)
恋愛小説のように見せかけて、言葉が止まってしまった死の世界への接近とそこからの離脱を描いているところ
4.この本からどのような影響を受けましたか?
まだまだ幼かった僕にはその世界のビジョンは衝撃的で、自分の個人的な背景もありしばらく鬱々と過ごした。以降、村上春樹に傾倒し、この作品も7回くらい読み直した。