『古代ローマ人の24時間』アルベルト・アンジェラ(河出書房新社)
古代ローマ人の24時間
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1.この本との出会いはいつですか?
今年の3月頃、丸の内オアゾの丸善をぶらぶらしていたときにふと目に留まった。
元々塩野七生の「ローマ人の物語」を読んでいたこともあって、興味を持ち衝動買い。
2.どんな内容の本ですか?
紀元前115年、古代ローマの全盛期のとある1日の人々の日常生活、市場の様子、剣闘士の白熱した試合、夜の饗宴の様子などを時系列で描く。
3.この本のどういうところが好きですか?
(抽象的にでも具体的にでもいいです)
「ローマ史」というとともすれば政治や戦争の重厚なストーリーのが浮かぶが、これは古代ローマの「ふつうのひとびと」の話である点。
描写がとても丁寧かつリアルで、実際に筆者が街を探索しているように書かれているので、目の前に古代ローマの街並みが広がりローマ人と共に一日を過ごしている感覚を味わえる。
4.この本からどのような影響を受けましたか?
大学卒業までに絶対にローマに行くと固く決意しました(笑)