『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』中島らも(集英社文庫)
僕に踏まれた町と僕が踏まれた町
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1.この本との出会いはいつですか?
中学生のとき。
2.どんな内容の本ですか?
鬼才中島らもが自身の学生時代を振り返る青春エッセイ。
ちなみに中島らもの小説では、「今夜、すべてのバーで」がおすすめ。
3.この本のどういうところが好きですか?
(抽象的にでも具体的にでもいいです)
エッセイというと、自分が好きな作家でないと読む気が起こらないものだが、本著に関しては、中島らもを知らない人にも自信を持って薦められる。
ユーモア溢れる筆致と、著者の感性が魅力。
4.この本からどのような影響を受けましたか?
「人間的魅力とは何か」について考えるようになった。
常識や偏差値に囚われている薄っぺらいエリート諸君に、是非とも中島らもを知って欲しいと思う。