『自分に酔う人、酔わない人』勢古浩爾(PHP新書)
自分に酔う人、酔わない人
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1.この本との出会いはいつですか?
今年の4月。
2.どんな内容の本ですか?
しらふのときに、酔っている者がいる。人間が酔うのは、酒を飲んだときだけではない。しらふのときにも、人間は多かれ少なかれ自分に酔っている。
そんな現代人の 自己陶酔 について、その程度と種類に応じて、幾つか例を交えながら解説していく、そんな本。
3.この本のどういうところが好きですか?
(抽象的にでも具体的にでもいいです)
著者が「私自身にそれを言う資格があるか」の視点を持ちながらも、巷に見られる、のぼせ酔いな世間の風潮を痛快に指摘していくところ。
4.この本からどのような影響を受けましたか?
他人に酔態を見せていないか、と、自分を客観視するいいきっかけになりました。