2007-05-22から1日間の記事一覧
→紀伊國屋書店で購入 本書評は、早瀬晋三著『歴史空間としての海域を歩く』または『未来と対話する歴史』(ともに法政大学出版局、2008年)に所収されています。 本書を読み終えて最初に感じたことは、著者、関恒樹の真摯で謙虚な研究姿勢と、その人柄によっ…
→紀伊國屋書店で購入 池澤夏樹は北海道生まれで、現在パリ(郊外)に住んでいる。私も北海道生まれで、現在パリに住んでいる。大した共通点ではないかもしれないが、私は彼の作品が好きだ。実は、池澤がデビューの時から気になっていたことが一つある。それ…
→紀伊國屋書店で購入 「驚異の部屋」の新歴史学 先回、マニエリスム本の紹介にかこつけて「澁澤龍彦の驚異の部屋」展の話をした。建石修志はじめ澁澤狂いでは人後に落ちないと号する異才アーティストが、いかにも澁澤世界というイメージ・オブジェの競演をし…