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2008-03-07から1日間の記事一覧

『シラーの「非」劇-アナロギアのアポリアと認識論的切断』青木敦子(哲学書房)

→紀伊國屋書店で購入 「疾風怒濤」を思いきって「ゴス」と呼んでみよう ゲーテは尊敬するが、愛するのは誰かと言われればシラーである、というのがドイツ人の口癖だとはよく聞く話だが、一体、いま現在の日本にとって古くて遠いドイツロマン派の劇作家・詩人…