〔2012復刊書目〕 哲学・思想・言語・宗教
初版1988・最終版1989年◆四六判◆372頁◆税込3465円(本体3300円)
ISBN4-00-001861-2
林達夫とはなにか。日本の知的風土の中でひときわ異彩を放ち、ときに激越なまでの振幅を見せる林達夫の深く入り組んだ精神の軌跡を描いた力作。
初版1996・最終版1996年◆A5判◆316頁◆税込6825円(本体6500円)
ISBN4-00-002863-4
日本仏教で重視される用語・概念をインド・中国の原典にさかのぼって精細に検証し、仏教思想の受容と変遷の様態を明らかにする。
ISBN4-00-002897-9
古代から中世へ、一大転換期を舞台にした思想のドラマ――ローマ帝国末期、ビザンツ初期のキリスト教教義論争史を読む。
ISBN978-4-314-00916-4
物質は空間に存在し、時間を通じて持続する。それでは空間とは何で、時間とどう違うのか――この問いに答えた、分析哲学的なアプローチとして格好の解説書。
ISBN978-4-314-00935-5
宗教運動、ナチズム、共産主義、ナショナリズム……大衆運動に共通の性質をあぶりだし、そのダイナミズムを描ききる、「沖仲仕の哲学者」の処女作にして主著。
初版1998・最終版2004年◆A5判◆800頁◆税込10500円(本体10000円)
ISBN978-4-326-10120-7
人格の同一性、道徳性、合理性などにまつわる私たちの奥深い信念を揺るがす、現代倫理学からの挑戦。20世紀後半の最も重要な哲学書。
初版1986・最終版2004年◆四六判◆442頁◆税込5250円(本体5000円)
ISBN978-4-326-15181-3
直観主義をモデルにした反実在論のプログラムをかかげ、現代哲学の最前線を領導するダメット。「実在論̶反実在論」の論理的定式化に関わる作品を中心に12 篇を収録。
ISBN978-4-13-013027-1
カントの批判哲学から、フィヒテ、シェリングをへてヘーゲルの哲学体系までドイツ観念論を平明に解説した、スタンダードな入門書。
ISBN978-4-560-08226-3
医術とは自らの傷に苦しむことで得た治療知識に他ならない――ヒポクラテスの始祖神、アスクレピオスの根源像を神話学の巨人が解明する。
ISBN978-4-588-15032-6
イェーナ大学講義のうち「精神哲学」講義草稿初の完訳。
ヘーゲルが自ら抹消した草稿部分を復元しつつ、ヘーゲルの思索の苦闘のドラマを蘇らせる。
ISBN978-4-588-15035-7
生涯と活動、ヤーコプ等との学的交流、日本語研究等フンボルト言語論の核心に迫るテーマを未刊の書簡や草稿を発掘・駆使して解明する研究の集大成。
ISBN978-4-622-02462-0
〈実体〉から〈関数〉へ。数学・自然科学的思惟構造の形成を概念の発展として把握。『シンボル形式の哲学』へと結実する独自の立場を確立した書。
ISBN978-4-622-04995-1
実践感覚 2:初版1990・最終版2005年◆四六判◆280頁◆税込3465円(本体3300円)
ISBN978-4-622-04996-8
〈実践=日常的行動〉の意味を究明し社会諸科学の基礎を構築。一方では現象学を、他方では構造主義を包摂しうる、ポスト構造主義の記念碑的業績。
ISBN978-4-622-01770-7
心脳問題にも通じる議論を展開した、日常言語学派の基礎文献。デカルト以来の哲学的伝統を根底的に批判し、心に関する新しい概念地図を提示する。
ISBN978-4-624-93236-7
アウシュヴィッツ以後詩作することは可能か――戦後ヨーロッパの代表的詩人ツェランの後期詩篇から複数の声を聴きとる哲学的エッセイ。
ISBN978-4-624-30097-5
思想史に異彩を放つスピノザ思想の政治的側面。1960年代以降のスピノザ研究を批判的に吸収しつつ、民主政のオルタナティブを提示する試み。
ISBN978-4-624-93222-0
現代イタリア歴史学の鬼才ギンズブルグの独得の論理と方法をめぐって、イタリア思想史研究の第一人者による包括的かつ批評性豊かな画期的研究成果。
ISBN4-00-001861-2
林達夫とはなにか。日本の知的風土の中でひときわ異彩を放ち、ときに激越なまでの振幅を見せる林達夫の深く入り組んだ精神の軌跡を描いた力作。
初版1996・最終版1996年◆A5判◆316頁◆税込6825円(本体6500円)
ISBN4-00-002863-4
日本仏教で重視される用語・概念をインド・中国の原典にさかのぼって精細に検証し、仏教思想の受容と変遷の様態を明らかにする。
『〈個〉の誕生 キリスト教教理をつくった人びと』坂口ふみ(岩波書店)
初版1996・最終版2007年◆A5判◆320頁◆税込7875円(本体7500円)ISBN4-00-002897-9
古代から中世へ、一大転換期を舞台にした思想のドラマ――ローマ帝国末期、ビザンツ初期のキリスト教教義論争史を読む。
『時間と空間の哲学』イアン・ヒンクフス/村上陽一郎、熊倉功二訳(紀伊國屋書店)
初版1979・最終版2002年◆四六判◆288頁◆税込2940円(本体2800円)ISBN978-4-314-00916-4
物質は空間に存在し、時間を通じて持続する。それでは空間とは何で、時間とどう違うのか――この問いに答えた、分析哲学的なアプローチとして格好の解説書。
『大衆運動』エリック・ホッファー/高根正昭訳(紀伊國屋書店)
初版1961・最終版2006年◆四六判◆208頁◆税込2520円(本体2400円)ISBN978-4-314-00935-5
宗教運動、ナチズム、共産主義、ナショナリズム……大衆運動に共通の性質をあぶりだし、そのダイナミズムを描ききる、「沖仲仕の哲学者」の処女作にして主著。
初版1998・最終版2004年◆A5判◆800頁◆税込10500円(本体10000円)
ISBN978-4-326-10120-7
人格の同一性、道徳性、合理性などにまつわる私たちの奥深い信念を揺るがす、現代倫理学からの挑戦。20世紀後半の最も重要な哲学書。
初版1986・最終版2004年◆四六判◆442頁◆税込5250円(本体5000円)
ISBN978-4-326-15181-3
直観主義をモデルにした反実在論のプログラムをかかげ、現代哲学の最前線を領導するダメット。「実在論̶反実在論」の論理的定式化に関わる作品を中心に12 篇を収録。
『カントからヘーゲルへ(UP選書174)』岩崎武雄(東京大学出版会)
初版1977・最終版1998年◆四六判◆270頁◆税込2940円(本体2800円)ISBN978-4-13-013027-1
カントの批判哲学から、フィヒテ、シェリングをへてヘーゲルの哲学体系までドイツ観念論を平明に解説した、スタンダードな入門書。
『医神アスクレピオス 生と死をめぐる神話の旅』カール・ケレーニイ/岡田素之訳(白水社)
初版1997・最終版1997年◆四六判◆176頁◆税込2940円(本体2800円)ISBN978-4-560-08226-3
医術とは自らの傷に苦しむことで得た治療知識に他ならない――ヒポクラテスの始祖神、アスクレピオスの根源像を神話学の巨人が解明する。
『イェーナ体系構想 精神哲学草稿 (I 1803-04)精神哲学草稿 I(I 1805-06)』ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル/加藤尚武監訳・座小田豊他訳(法政大学出版局)
初版1999・最終版1999年◆A5判◆290頁◆税込6090円(本体5800円)ISBN978-4-588-15032-6
イェーナ大学講義のうち「精神哲学」講義草稿初の完訳。
ヘーゲルが自ら抹消した草稿部分を復元しつつ、ヘーゲルの思索の苦闘のドラマを蘇らせる。
『言葉と世界 ヴィルヘルム・フォン・フンボルト研究』亀山健吉(法政大学出版局)
初版2000・最終版2000年◆A5判◆258頁◆税込4935円(本体4700円)ISBN978-4-588-15035-7
生涯と活動、ヤーコプ等との学的交流、日本語研究等フンボルト言語論の核心に迫るテーマを未刊の書簡や草稿を発掘・駆使して解明する研究の集大成。
『実体概念と関数概念』エルンスト・カッシーラー/山本義隆訳(みすず書房)
初版1979・最終版2004年◆A5判◆488頁◆税込6300円(本体6000円)ISBN978-4-622-02462-0
〈実体〉から〈関数〉へ。数学・自然科学的思惟構造の形成を概念の発展として把握。『シンボル形式の哲学』へと結実する独自の立場を確立した書。
『実践感覚 1/実践感覚 2』ピエール・ブルデュ/今村仁司・港道隆・福井憲彦・塚原史訳(みすず書房)
実践感覚 1:初版1988・最終版2004年◆四六判◆288頁◆税込3465円(本体3300円)ISBN978-4-622-04995-1
実践感覚 2:初版1990・最終版2005年◆四六判◆280頁◆税込3465円(本体3300円)
ISBN978-4-622-04996-8
〈実践=日常的行動〉の意味を究明し社会諸科学の基礎を構築。一方では現象学を、他方では構造主義を包摂しうる、ポスト構造主義の記念碑的業績。
『心の概念』ギルバート・ライル/坂本百大・井上治子・服部裕幸訳(みすず書房)
初版1987・最終版2005年◆A5判◆512頁◆税込5985円(本体5700円)ISBN978-4-622-01770-7
心脳問題にも通じる議論を展開した、日常言語学派の基礎文献。デカルト以来の哲学的伝統を根底的に批判し、心に関する新しい概念地図を提示する。
『経験としての詩』フィリップ・ラクー=ラバルト/谷口博史訳(未來社)
初版1997・最終版1997年◆四六判◆290頁◆税込3675円(本体3500円)ISBN978-4-624-93236-7
アウシュヴィッツ以後詩作することは可能か――戦後ヨーロッパの代表的詩人ツェランの後期詩篇から複数の声を聴きとる哲学的エッセイ。
『スピノザの政治思想』柴田寿子(未來社)
初版2000・最終版2005年◆A5判◆326頁◆税込6090円(本体5800円)ISBN978-4-624-30097-5
思想史に異彩を放つスピノザ思想の政治的側面。1960年代以降のスピノザ研究を批判的に吸収しつつ、民主政のオルタナティブを提示する試み。
『歴史家と母たち』上村忠男(未來社)
初版1994・最終版1994年◆四六判◆250頁◆税込3360円(本体3200円)ISBN978-4-624-93222-0
現代イタリア歴史学の鬼才ギンズブルグの独得の論理と方法をめぐって、イタリア思想史研究の第一人者による包括的かつ批評性豊かな画期的研究成果。