書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

プロの読み手による書評ブログ

〔2013復刊書目〕 文学・芸術

源氏物語と白楽天中西進岩波書店

→紀伊國屋ウェブストアで購入

初版1997・最終版1998年◆A5判◆520頁◆税込8,715円(本体8,300円)
ISBN4-00-000643-6

源氏物語』に引用される白楽天の詩文が、物語の主題や構想とどう関わるのか。物語の展開に沿って漢詩文を読み、作者の意図を探る。


『本・子ども・大人』ポール・アザール/矢崎源九郎、横山正矢訳(紀伊國屋書店

本・子ども・大人 →紀伊國屋ウェブストアで購入

初版1957・最終版2001年◆四六判◆276頁◆税込2,730円(本体2,600円)
ISBN978-4-314-00003-1

子どもにどんな本を与えればよいか――大人の固い頭で夢のない教訓だらけの本を与えないよう、軽妙洒脱な文章で説いた、児童文学論の古典的名著。


『美の味わい』エリック・ロメール梅本洋一武田潔訳(勁草書房

美の味わい →紀伊國屋ウェブストアで購入

初版1988・最終版2002年◆A5判◆288頁◆税込4,410円(本体4,200円)
ISBN978-4-326-80022-3

ヌーヴェルヴァーグの正統を疾走しつづけた映画作家ロメールの映画論集。映画を映画そのものとして語り、「作家主義」を美しく展開する。


『バッハからの贈りもの』鈴木雅明、加藤浩子(春秋社)

バッハからの贈りもの →紀伊國屋ウェブストアで購入

初版2002・最終版2002年◆四六判◆456頁◆税込2,940円(本体2,800円)
ISBN4-393-93756-2

バッハの音楽の卓越性と吸引力。それは何に発するのか? 世界的バッハ演奏家がバッハ理解のキーワードに即して闊達自在に語りつくす。


『日常礼讃 フェルメールの時代のオランダ風俗画』ツヴェタン・トドロフ/塚本昌則訳(白水社

日常礼讃 フェルメールの時代のオランダ風俗画 →紀伊國屋ウェブストアで購入

初版2002・最終版2003年◆四六判◆192頁◆税込3,990円(本体3,800円)
ISBN978-4-560-08292-8

17世紀初め、日常生活と絵画の出会いから生まれたオランダ絵画の傑作の数々。画題とスタイルに革新的な変化をもたらしたその豊かな意味を探る。


『音楽と演奏』ブルーノ・ワルター/渡辺健訳(白水社

音楽と演奏 →紀伊國屋ウェブストアで購入

初版1973・最終版1980年◆四六判◆280頁◆税込4,200円(本体4,000円)
ISBN978-4-560-08293-5

すぐれた指揮者・演奏家であると同時に、警抜な批評家、哲人、文章家でもあったワルターの内面をあますところなく映し出す見事な音楽論。


『自分だけの部屋 〈新装版〉』ヴァージニア・ウルフ/川本静子訳(みすず書房

自分だけの部屋 〈新装版〉 →紀伊國屋ウェブストアで購入

初版1988・最終版2006年◆四六判◆224頁◆税込2,730円(本体2,600円)
ISBN978-4-622-07773-2

「女性が小説なり詩なりを書こうとするなら、年に500ポンドの収入とドアに鍵のかかる部屋を持つ必要がある。」作家によるフェミニズム批評の古典。


マティス 画家のノート』アンリ・マティス/二見史郎訳(みすず書房

マティス 画家のノート →紀伊國屋ウェブストアで購入

初版1978・最終版2005年◆A5判◆442頁◆税込6,300円(本体6,000円)
ISBN978-4-622-01519-2

絵画ほか、彫刻、切り紙絵など、個性的な歩みを示した至福の画家の文業をまとめた読む美術書。デッサンと色彩、色の役割と様相、浮世絵の影響…


『増補 詩の発生』西郷信綱(未來社)

→紀伊國屋ウェブストアで購入

初版1994・最終版1994年◆A5判◆354頁◆税込4,200円(本体4,000円)
ISBN978-4-624-60092-1

日本文学における「詩の発生」を体系的に論じた名著。他に言霊論・柿本人麿・万葉から新古今へ等。あいまいにされがちな「詩」の領域を鋭い理論で展開。