復刊候補一覧⑥ 《法律・経済・政治》
法律・経済・政治
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奥野正寛、鈴村興太郎
初版1985・最終版2009年◆A5判◆318頁◆予価3888円(本体3600円)
初版1988・最終版2009年◆A5判◆448頁◆予価4968円(本体4600円)
Ⅰでは基礎の確実な習得性を目標に、双対性アプローチを活用し直観的な理解を容易にする。Ⅱでは経済分析への応用面を明らかにし、ゲーム理論も解説。ミクロ経済学のフロンティアへ導く書。
124
現代日本の議会政と憲法
高見勝利
初版2008・最終版2008年◆A5判◆302頁◆予価7344円(本体6800円)
日本の議会政が混迷に陥っている現在、デモクラシーの原理的問題を根底から問い直す。著者の論考を初めて集成。
125
田岡良一
初版1981・最終版1985年◆A5判◆400頁◆予価5400円(本体5000円)
国際社会を法的に組織するための国際連合や国際司法裁判所は、秩序をもたらす実効を発揮していない。国際法上、自衛権はどう既定されるべきか。
126
初版1999・最終版1999年◆A5判◆704頁◆予価8316円(本体7700円)
「組織化による近代化」はいかに挫折したか。現存した社会主義の歴史的位置づけを鮮やかに示し、20世紀を総括する。
127
民営化の政治過程 臨調型改革の成果と限界
初版1993・最終版1993年◆A5判◆336頁◆予価5832円(本体5400円)
80年代日本政治の焦点であった行政改革、特に国鉄・電電公社民営化を分析し、その成果と限界を明らかにする。
128
ゲルマン法史における自由と誠実
初版1980・最終版1998年◆四六判◆320頁◆予価4536円(本体4200円)
ゲルマン・ドイツ法史における重要な基本概念である、ゲルマン的自由とゲルマン的誠実を中心とした、学説史的西洋法制史概説。
129
聞き書 南原繁回顧録
丸山・福田ほかの聞き取りを通して、政治哲学者にして思想家、歌人である南原繁の自ら語る生涯の足跡と時代背景を伝える。
130
大正デモクラシー体制の崩壊 内政と外交
酒井哲哉
初版1992・最終版2007年◆A5判◆232頁◆予価6264円(本体5800円)
満州事変に始まる大正デモクラシー体制の崩壊過程を、内政と外交の相互関連性に着目しながら分析する。
131
松浦正孝
初版2002・最終版2002年◆A5判◆272頁◆予価6912円(本体6400円)
日本の資本主義や経済社会を起動させ、修正・維持し、幾たびもの恐慌や危機から経済システムを救ったのは、誰だったのか。
132
毛利健三
初版1990・最終版1997年◆A5判◆468頁◆予価6912円(本体6400円)
17世紀「救貧法」に始まり、サッチャー政権にいたる福祉政策と、その概念の変遷をたどることにより社会保障の本質を鋭く分析する。
133
景気循環の理論 現代日本経済の構造
大瀧雅之
初版1994・最終版1997年◆A5判◆464頁◆予価7344円(本体6800円)
労働市場と教育の問題、国際金融および国内金融などを対象に精緻な理論による分析を行い、その「体質」を明らかにする。日経・経済図書文化賞受賞
134
未來社
組織行動の原理 動態的管理
ピーター・フォレット/米田清貴、三戸公訳
初版1972・最終版1997年◆A5判◆444頁◆予価6264円(本体5800円)
組織行動に関わる統合の原理はいかなる組織でも変らないとの認識にたつ、人間行動の理論の古典。
135
未來社
天皇制国家と政治思想
松本三之介
初版1969・最終版1984年◆A5判◆320頁◆予価5184円(本体4800円)
日本的な統治原理「天皇制」の思想とはなにか。維新前後の法政思想を刻明にさぐり、分析を続けてきた著者十年の研究成果。
136
未來社
富と徳 スコットランド啓蒙における経済学の形成
ホント、M.イグナティエフ編著/水田洋、杉山忠平監訳
初版1990・最終版1990年◆A5判◆646頁◆予価10584円(本体9800円)
旧時代の秩序=徳とそれを打破していく力=富の対立を軸にスコットランド啓蒙思想のなかから経済学が成立してくる過程を解明する。