書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

プロの読み手による書評ブログ

読者からのメッセージ

■本好きにとって、通常の重版の体裁で復刊される意味は大きいです。何故ならば、元の箱も無く、カバーも往々にして好い加減なオンデマンドを買う位ならば、同じ値段で多少汚くとも寧ろ古本を探すからです。それ故、書物復権を大いに応援するものであります(買っています)。(34 歳・男・歴史学者

古書店で探しても中々見つからない。ネットで検索すると馬鹿高いか馬鹿安いかどちらかで本の実際の状態がわからない。ならば少々高くてもOD版か書物復権を期待した方が良い。(62歳・男)

■日本の場合、古い語学書は良書でもどんどん絶版になりますが、海外ではリプリント版で再版されたりしています。語学は諸学の基礎の一つでありますので、良書はぜひ復刊していただきたく思います。(39 歳・男・会社員)

■出版社の垣根を越えて名著を復刊する、このようなプロジェクトが存在することを全く知らない自分を恥じると同時に、このようにして日本の書物と「知」が守られていると知って深く感銘いたしました。原書で手に入らない本でも、大抵は日本語訳で見つけることができる、これは日本の書物や知に対する敬意・姿勢の表れだと思います。(35 歳・女・会社員)

■図書館になくて困っています。卒論で使うつもりです。よろしくお願いします。(男)

■チェックしたものには、持っている本もかなりあるが、多くの人に読んでもらいたいと思ってチェックを入れました。(58 歳・男・会社員)

■我々は今、どのような社会で、どのような生を営んでいるのか、それを考えるよすがとなるような書物が必要だと考えます。(39 歳・男・会社員)

■数年前の書物復権で長らく絶版だった学生時代の恩師の著書を復刊していただき、入手することが出来ました。今後も積極的な取組みをお願いします。(40 歳・男・公務員)

■引退して時間が出来、評価の確立した本を読んでみたいと思います。(66 歳・男)

■絶版は、悲しいです。(男)

■毎年の復刊候補書目一覧を見て、これまで知らなかった本に出会い、読みたいと思うことがある。探し求めていたが品切で手に入らなかった本のリクエストをするという本来の企画趣旨からは外れるかもしれないが、このような貴重な機会にもなっており、大変ありがたい。これからも継続していただきたい。その一方で、出版社によってはごく最近に刊行された書籍を重版するために活用しているところもあるように見受けられる。需要があるのならよいことだが、過去の本を発掘する手間も惜しまずにかけていただきたいと思う。(32 歳・男・会社員)

■この企画の初期からだいぶ購入してきました。今回、はじめてリクエストをお送りします。埋もれた良書が多くの、特に若い学生の手に渡るようになることを希望します。(50 歳・男・大学教員)

■ 10 社以外のすでに無くなった出版社の古い本の復刻なども試みていただけないでしょうか?(男)

■今回から吉川弘文館が参加してくださったのも、心強い限りです。(男)