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(河出書房新社/2,100円)
歴史が終わった。文学が、藝術が終わった。一体いつから言われているだろう。でも僕たちは今も本を読み、書き、音楽やアート、ファッションを愛して生きている。読むこと、語ること、作ることにある“革命の力”。終わらない世界を生きてゆくために。あまりにも語られてこなかった、僕たちの希望。
〔CRM推進室・須賀喬巳〕
巻末近くで、なぜだか涙があふれた。〝その夜に、ふと開いた本の一行の微かな助けによって、変革が可能になるかもしれない。その極小の、しかしゼロには絶対にならない可能性に賭け続けること〟真冬の空にひときわ輝く北極星のような本を読んだ、と思う。
〔梅田本店・星真一〕
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