『十二支のお節料理』川端誠(BL出版)
年末の、それはそれはあわただしい時期。
大掃除、食材の調達、帰省の準備、あぁ、年賀状は・・・
あれ?ちょっと待って。あわただしいのは、大人だけ。
子どもたちにはいつもの時間が流れている。
ごめんごめん。さ、一息いれて、何読もうか?
というわけで、サザンシアターの帰りに新宿店の2階で選んだのはこの一冊。
年長さんの次男とわくわくしながら。
(それでも私ったら、「早く決めてっ」っていっちゃうんだよなぁ・・・反省)
我が家の人たちの干支にあてはめて読むとけっこううなづけるところがあっって驚く。
ずいぶん前から読んでいても、やはりその子の「はじめて」に立ち会って読むと
新しい発見と驚きと喜びがある。
子育てするってこういうことか。なんて妙に納得。
なんというか、川端さんの本って、「間」があるんだ。
もう、ホント、私と息子は
(ページをめくって)
ただ、すうっとひきこまれて、そして、目をみあわせて、
にっこり笑っていた。
2006年ありがとう。
2007年もよろしく。