書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

プロの読み手による書評ブログ

2010-04-01から1日間の記事一覧

『ぼくが葬儀屋さんになった理由』冨安徳久(講談社)

→紀伊國屋書店で購入 「暴走族だった青年を店長にする葬儀屋さんの心意気」 東京よりも地方が面白い。しかし活字になる書籍の多くは、本社が東京のものが多い。本が好きな人から見れば、地方には面白い会社が少ない、となりかねないのではないか。そんなこと…

『カントの啓蒙精神-人類の啓蒙と永遠平和にむけて-』宇都宮芳明(岩波書店)

→紀伊國屋書店で購入 「啓蒙と道徳の関係」 この著作の中心的なテーゼは、啓蒙は究極的には道徳的な啓蒙であるということである。啓蒙は周知のように「未成年の状態から脱出すること」と定義されており、カントは啓蒙されていない状態を、「わたしは、自分の…

本日よりワールド文学カップ開催!

いよいよこの日がやってまいりました。 本日よりワールド文学カップがスタートします! 前日の3月31日は会場の設営作業。 会場の様子を作業風景とともに少しだけ公開いたします。 設営作業にはたくさんの方々が駆けつけて下さいました。 心より御礼申し上げ…