2010-04-28から1日間の記事一覧
→紀伊國屋書店で購入 「進化考古学」とは聞きなれない言葉だが、著者流にとらえなおした認知考古学のことだそうである。もともとは発表を意図しない勉強ノートだったというが、論文と違って奔放というか連想のおもむくまま無防備に思いつきを語っていて刺激…
→紀伊國屋書店で購入 本欄では以前、ミズンの『心の先史時代』と『歌うネアンデルタール』をとりあげたが、認知考古学をより広い視点から見直すために本書を読んでみた。 著者のレンフルーはケンブリッジで長く教鞭をとった世界的な考古学者で、『考古学―理…
→紀伊國屋書店で購入 「自己の被写体化、パッションの外在化」 出たときに読んでとても刺激を受けたが、なにに惹かれたのかうまくことばにできずに無念な思いがした本である。編集者や作家が集まっている場でこの作品の「特別さ」を主張したときも、だれも賛…
→紀伊國屋書店で購入 「近代初期の思想の多彩な研究」 最近には珍しい作りの本だ。近代初期のさまざまな思想的な思想についての研究を集めて一冊にしたものであり、パラケルスス、デュシェーヌ、画家コペルニクス、ニコラウス・ステノなどの研究、さらに百科…