復刊候補一覧⑤ 《法律・経済・政治》
法律・経済・政治
98
二○世紀の政治理論
藤原保信
初版1991・最終版1993年◆A5判◆418頁◆予価3465円(本体3300円)
理念と現実を直截に表現する政治理論はこの世紀をどのように描いてきたか、代表的理論家の業績と学説を客観的に記述。
99
「表現の自由」を求めて アメリカにおける権利獲得の軌跡
奥平康弘
初版1999・最終版2000年◆A5判◆380頁◆予価4095円(本体3900円)
迫害と闘い、「自由」を求めて葛藤と苦闘を続けてきた人々の数百年の歴史を注目すべき事件、裁判と共に描き出した渾身の作。
100
黒田昌裕
初版1989・最終版1995年◆A5判◆316頁◆予価3570円(本体3400円)
経済の一般的相互依存のメカニズムを分析するために、用具としての国民経済計算体系や投入・産出分析を説明し、一般均衡体系の実証モデルを構築。
101
日本の経済システム
初版2003・最終版2004年◆四六判◆430頁◆予価3885円(本体3700円)
日本が経験した2つの経済システム「明治大正経済システム」と「高度成長期経済システム」を比較・検討し、システム改革と日本経済の将来像を示す。
102
水土の経済学 くらしを見つめる共生の思想
初版1982・最終版1988年◆四六判◆192頁◆予価2520円(本体2400円)
石油・原発文明は地球を死に導こうとしている。古来の「水土」の思想によりながら、共生の原理による新しい共同社会を遠望した、生きのびるための経済学。
103
戦後日本政治と在日朝鮮人問題
金太基
初版1997・最終版1997年◆A5判◆900頁◆予価17850円(本体17000円)
SCAP(連合国軍最高指令官司令部)の対在日朝鮮人政策の全体像を、一次資料に基づき、体系的かつ実証的に分析した初の研究書。偏見に歪められた歴史的事実を明らかに。
104
近代法への歩み ドイツ法史を中心にして
H.コーイング/久保正幡・村上淳一訳
初版1969・最終版1995年◆B6判◆202頁◆予価3675円(本体3500円)
中世から近世、近代、さらには現代へと至る法の歩みを、主としてドイツにおける発展に即して、正確かつ平明に叙した概説書。
105
日米関係通史
細谷千博 編
初版1995・最終版1999年◆A5判◆328頁◆予価3990円(本体3800円)
協調と対立を繰り返してきた日米関係を、ペリー来航以来現在までの1世紀半という長期的な視野のもとに一望した本格的通史。
106
鐸木昌之
初版1992・最終版1994年◆四六判◆288頁◆予価3465円(本体3300円)
独自の構造と論理をもつ北朝鮮政治体制を、朝鮮の伝統と解放後の政治との共鳴の中に探る。
107
韓国 ネットワークと政治文化(東アジアの国家と社会4)
服部民夫
初版1992・最終版1992年◆四六判◆288頁◆予価3465円(本体3300円)
血縁、地縁、学縁などを契機に形成される「人間関係のネットワーク」の視点から、韓国の政治・社会の基本構造にアプローチする。
108
民営化の政治過程 臨調型改革の成果と限界
初版1993・最終版1993年◆A5判◆336頁◆予価5775円(本体5500円)
1980年代政治の焦点となった行政改革、特に国鉄・電電民営化を分析し、その成果と限界を明らかにする。日本政治の自己変革の可能性を追究。
109
マクロ経済学研究
初版1984・最終版1994年◆A5判◆294頁◆予価5250円(本体5000円)
ケインズ経済学に基礎をおく動学的な不均衡理論を提唱。日経経済図書文化賞・サントリー学芸賞受賞。
110
日本の戦時経済 計画と市場
原朗 編
初版1995・最終版1995年◆A5判◆330頁◆予価8610円(本体8200円)
日本の「戦時」における経済構造の動態を問う多角的な分析により、その研究フロンティアを形作った画期的共同研究の成果。
111
未來社
恥を捨てた日本人
三戸公
初版1987・最終版1988年◆四六判◆310頁◆予価2940円(本体2800円)
世界的に燃え上がったジャパン・バッシングの根にある日本人の経営のエートスを、さりげないエッセーや小論文で的確に、家の論理で解明する。