復刊候補一覧② 《社会》
社会
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性と文化の革命
初版1969・最終版1993年◆四六判◆336頁◆予価4200円(本体4000円)
性の置かれた普遍的な状態と、長年にわたる性経済の医学的経験から生まれたライヒの性社会学。フロムやマルクーゼの先駆をなす人間解放の理論。
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春秋社
日本文化モダン・ラプソディ
渡辺裕
初版2002・最終版2002年◆四六判◆360頁◆予価3675円(本体3500円)
邦楽改良、モダン芸者、大阪文化、レコード産業、新舞踊、宝塚……大正昭和に沸騰する様々な改革の波、その変遷を再検証。芸術選奨受賞作。
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政治論集1
マックス・ヴェーバー/中村貞二ほか訳
初版1982・最終版1983年◆A5判◆344頁◆予価4410円(本体4200円)
政治論集2
初版1982・最終版1982年◆A5判◆376頁◆予価4620円(本体4400円)
ヴェーバーによる政治へのあつい関心と冷徹な分析。教授就任講演から第一次世界大戦を経て、ヴァイマル共和国の成立にいたる期間の33 篇を収録する。
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現代議会主義の精神史的地位
カール・シュミット/稲葉素之訳
初版2000・最終版2000年◆四六判◆136頁◆予価2520円(本体2400円)
ナチス政権下の公法学者であったシュミット。ワイマール体制下、議会制民主主義を批判し、独裁理論を考察しながら、ドイツの新しい政体を模索する。
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アメリカの反知性主義
リチャード・ホーフスタッター/田村哲夫訳
初版2003・最終版2006年◆A5判◆464頁◆予価5040円(本体4800円)
アメリカの知的伝統とは? 知識人は民主主義の実現に貢献する力になれるのか? 政治、宗教、教育… 建国から現代まで、歴史の地下水脈を問う。