復刊候補一覧② 《社会》
社会
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テレビは戦争をどう描いてきたか 映像と記憶のアーカイブス
桜井均
初版2005・最終版2005年◆四六判◆486頁◆予価4536円(本体4200円)
テレビはいかにして過去の声をモノローグからポリフォニーへと変えてきたか。現役プロデューサーが半世紀の番組を総覧したドキュメンタリー論。
40
人種差別
A.メンミ/菊地昌実、白井成雄訳
初版1996・最終版1997年◆四六判◆234頁◆予価2808円(本体2600円)
被植民者、ユダヤ人、北アフリカ出身者という三重に屈折した人種差別を受けてきた個人的体験に密着し、現代社会における支配と隷属、抑圧と差別のメカニズムを抉る。
41
地域社会の民俗学的研究
岩井宏實
初版1987・最終版1987年◆A5判◆592頁◆予価10584円(本体9800円)
地方文化の伝承基盤とその変容過程を時間 - 空間の総合的認識において実証的に捉えなおし、歴史学と民俗学の接点に立って地域社会のゆたかな可能性を掘り起こす。
42
アメリカの反知性主義
リチャード・ホーフスタッター/田村哲夫訳
初版2003・最終版2006年◆A5判◆464頁◆予価5832円(本体5400円)
アメリカの知的伝統とは? 知識人は民主主義の実現に貢献する力になれるのか? 政治、宗教、教育… 建国から現代まで、歴史の地下水脈を問う。