第1位『ヘヴン』川上未映子
(講談社/1,470円)
読んだ後しばらくたっても、登場人物たちの言葉が胸にうずまいている。人の数だけ「世界」はあって、しかし生きてゆく「世界」はただひとつだということ。それが圧倒的に悲しい。初の長編作にして、生きる悲しみという答えの出ない問いに正面から向き合った作家に拍手!
〔新宿本店第一課・今井麻夕美〕
(講談社/1,470円)
読んだ後しばらくたっても、登場人物たちの言葉が胸にうずまいている。人の数だけ「世界」はあって、しかし生きてゆく「世界」はただひとつだということ。それが圧倒的に悲しい。初の長編作にして、生きる悲しみという答えの出ない問いに正面から向き合った作家に拍手!
〔新宿本店第一課・今井麻夕美〕