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第2位 『そうか、もう君はいないのか』 城山三郎

そうか、もう君はいないのか

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(新潮社/税込1,260円)


かつてジョン・レノンが「my love will turn you on」と唄い、宇崎竜童がヨコハマヨコスカ中を探し歩いた女性の名がヨーコ。昭和ヒトケタ生まれの男性に「天から妖精が落ちて来た」と言わしめたのもまた容子。この本にはそんな容子さんの愛し愛された人生がギュッとつまっています。「おい」と呼ばれる幸せをかみしめてみて下さい。

〔大学第1営業部・林貴子〕


あの城山三郎に、「間違って天から妖精が落ちて来た感じ」とまで言わしめる、天真爛漫な妻、最愛の妻との半生記。彼女の存在で、復員したばかりの荒んだ心は光を取り戻してゆく。心にあたたかいものが染みてゆくような、深い絆と愛に満ちています。

ゆめタウン博多店・石田瑛里子〕

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