第30位 『ひゃくはち』 早見和真
(集英社/税込1,470円)
「108」。人間の煩悩の数をタイトルに冠した本書で、読者は青春時代の自分自身との邂逅を果たすだろう。何かに一心に打ち込んでいたあの季節、それでも僕らはいつだって煩悩を抱えていた。大人になった今だからこそ感じられる歯がゆさ、甘酸っぱさを存分に味わえる小説だ。
〔新宿本店・吉野裕司〕
(集英社/税込1,470円)
「108」。人間の煩悩の数をタイトルに冠した本書で、読者は青春時代の自分自身との邂逅を果たすだろう。何かに一心に打ち込んでいたあの季節、それでも僕らはいつだって煩悩を抱えていた。大人になった今だからこそ感じられる歯がゆさ、甘酸っぱさを存分に味わえる小説だ。
〔新宿本店・吉野裕司〕