『子育て支援ひだまり通信』高山静子(チャイルド本社)
「遊びとしつけの上手なコツ」
まさに、「な~んだ~そうだったの!」の本。
山のようにある「育児書」を乗り越えて出てきた新刊である。
育児書は数あれど、
私の中では、これが、横綱。
どーんと、全国の書店で平積みして売ってほしい!!!
(紀伊国屋書店さまお願いいたします♪)
出産祝いにプレゼントしたい!
とにかく、乳幼児期の子どもの発達を、
イラストとともに丁寧に伝えてくれる。
「そうそう、あの頃、こうして教えてほしかったの」
慣れない初めての育児でおろおろしながら
涙しながらその時期を乗り切ったお母さんたちは
口をそろえて言うと思う。
だからこそ、今、
子育てはじめの一歩、真っ最中の方々にこの本を贈りたい。
どうしていいかわからなくなったとき、
この本をひらいてほしい。
ぜったい、あなたの味方になってくれるよ。
そして、子育て中の人に寄り添う立場にある人も、
この本を傍らにおいて、伝え方を学んでいこう。
きっとあなたの伝えたいことは間違っていない。
でも、伝え方がときに間違っていることがあるから。
それが、子育て当事者の人たちに
どんな風に受け取られるかな?
と振り返って、この本に学ぼう。
もちろん、お父さんへのメッセージも
絶妙なイラスト入りで盛り込まれている。
「パパ、頼りにしています」って、言えばいいんだよね。
強力な味方がでてきたなぁ。嬉しくって本を抱いて飛び跳ねたい気持ち。
なにせ、福岡での「ひだまりの会」での10年の実践が
一杯つまっているのだ。
私たち、子育て支援者もはげまされる一冊。
プロの仕事を、ありがとう、高山さん!!!