第2位 『鴨川ホルモー』 万城目学
(産業編集センター/税込1,260円)
ところは京都、京大生が2人。アルバイトの帰り道、ビラを受け取ったのが運の尽き。「一緒にENJOYしませんか?京大青竜会」 御気楽お遊びサークルと思いきや、祇園祭の夜、真の目的が明かされる……。一目惚的発端恋愛模様超幻想大活劇青春小説。ジャケ買いOK。
(相澤哲洋・新宿本店)
果たして“ホルモー”とは何なのか。ほんとに京大生はこんな“イカキョー”なのか。妄想・自爆しまくりの、だけどおバカで愛おしい失笑苦笑キャンパスライフ(式神付)! 読み終わったらきっとあなたも叫びたくなるはず。「ホルモオオオォォォーッゥ」 癖になっても責任は負いかねますが。
(平野千恵子・新宿本店)
「ホルモーって何???」 タイトルからして奇妙で奇天烈なこの小説、正統本格派「おバカ」小説であります。とにかく、読んでください。読んだら一度は「ホルモー!」って叫びたくなりますから(叫んじゃいけないんだけど)。
(市川房丸・新宿本店)