第5位『シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々』ジェレミー・マーサー/市川恵里・訳
(河出書房新社/2,730円)
「寝食を忘れて読む」というのを久し振りに味わった。ラストシーンはもったいなくて、左手でページを隠しながら読んだ。驚くべきはこれが良くできたフィクションではなく、実際にパリの片隅で起こった(そして今も起こっている)ということだ。これを読んだら、パリに飛んで行って、この素晴らしい書店に足を踏み入れずにはいられない。
〔新宿南店・田中文恵〕
(河出書房新社/2,730円)
「寝食を忘れて読む」というのを久し振りに味わった。ラストシーンはもったいなくて、左手でページを隠しながら読んだ。驚くべきはこれが良くできたフィクションではなく、実際にパリの片隅で起こった(そして今も起こっている)ということだ。これを読んだら、パリに飛んで行って、この素晴らしい書店に足を踏み入れずにはいられない。
〔新宿南店・田中文恵〕