2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧
→紀伊國屋書店で購入 インド洋上での海上自衛隊による給油活動にかんする法案が、国会で審議される。なぜ、日本はアメリカの「要請」で「国際貢献」しなければならないのだろうか。本書を読めば、その歴史的起源・背景がわかってくる。日本は、戦後、アメリ…
→紀伊國屋書店で購入 「きせつをたのしむために。」 農場の一年を描いた絵本。 どこからひらいて、どこからながめても、うっとりしているのは、 我が家の5歳の娘です。 我が家では、「絵をよむ」ためにも、 小学生になるまで積極的には字を教えていません。 …
→紀伊國屋書店で購入 「建物を建てている夢」というのを、子どものころからよくみる。とにかくよくみる夢なので、場所や状況や建てているもののバリエーションはさまざま、ただし私はいつもリヤカーのようなもので、建築現場に資材をえっちらおっちらと運び…
→紀伊國屋書店で購入 「犬がついてくる、狼がついてくる」 ジャック・ロンドンといえば『白い牙』。だが、そのストーリーは何にも覚えていない。中学生のころに翻訳の文庫本で読み、それから手にとったことがなかった。狼犬の話だった、たしか。アラスカが舞…
→紀伊國屋書店で購入 「食欲の秋に!」 今パリには500軒を越える日本食レストランがあるらしい。用事があり久し振りにオペラ界隈に行ってみたら、見たことも聞いたこともない日本料理店が、まさに雨後の筍のようにできていた。しかも皆結構人が入っているの…
→紀伊國屋書店で購入 「ドストエフスキーに会いたい」 このツィプキン(1926-82)の小説は、ロシアの文豪ドストエフスキーについての小説である。ツィプキンは医者であり、その方面では活躍した人らしいが、ソ連体制下で「危険分子」などともみなされていた…
→紀伊國屋書店で購入 →紀伊國屋書店で購入 「もうひとつの歴史を保存する図書館のような小説」 今年の7月にエミリー・ウングワレーというオーストラリアのアボリジニーズの女性画家の展覧会を見た。80歳に手が届くころになってはじめてキャンバスにむかい、8…
ご好評をいただいております、新宿歴史博物館特別展「田辺茂一と新宿文化の担い手たち―考現学、雑誌“行動”から“風景”まで」の図録が、紀伊國屋書店のインターネットショップBookWebでもご購入いただけるようになりました。 田辺茂一と新宿文化の担い手たち―…
→紀伊國屋書店で購入 「医者の良心とは?」 久間十義の作品には、『マネーゲーム』、『聖マリア・らぷそでぃ』等、実際に起こった事件を基にしたものが多い。その意味においては社会派の小説と呼べるのかもしれない。だが、作品をカテゴリー分けすることにそ…
→紀伊國屋書店で購入 「未来のNPO経営者を応援する書」 NPO法人の経営に関係している人にとって必読書です! NPO法人の経営をしている人、したいという希望をもっている人は、すぐに購入して欲しい。 日本のNPO法人(特定非営利活動法人)のほとんどの経営は…
→紀伊國屋書店で購入 「野球格差」 文学関係者の間ではよく、「文学がわかる奴」と「文学がわからない奴」の線をどこで引くかが話題になることがあるが、そう言えば、かつて日本の小学生男子は「野球をする者」と「野球をしない者」とに分割されていたと思う…
明日10月4日(土)17時から、新宿コマ劇場にて、渚ようこさんのリサイタルが開催されます。 その名も「新宿ゲバゲバリサイタル」! コマ劇場と言えば、云わずと知れた歌舞伎町の聖地にして歌謡曲の殿堂。 今年末に惜しまれつつ閉館されます。 当フェアでもご…
→紀伊國屋書店で購入 →紀伊國屋書店で購入 「ごった煮の鍋とひんやりした緑豆」 上下2巻で合計900ページほどの大冊だが、こんなに読みやすくていいのだろうかと思うぐらい、読みやすい。作品は「文革篇」「開放経済篇」の2部構成。激動の現代中国を背景に…
ただいま、新宿歴史博物館(※)の人気刊行物を期間限定で販売中です。 新宿本店5階、特設ワゴンにて取り扱い中! 目玉はなんといっても、1995年に開催された特別展「田辺茂一と新宿文化の担い手たち―考現学、雑誌“行動”から“風景”まで」の図録。 長らく絶版…
→紀伊國屋書店で購入 「回顧からは希望はみえず。希望は自分たちでつくりだそう」 出版不況といわれて幾星霜。月刊現代、月刊プレイボーイという歴史のある雑誌が休刊される。一方で、年間8万タイトルの書籍が生み出され、その約40パーセントが売れ残って…
→紀伊國屋書店で購入 「策謀と誠実の両立」 全18考の収載論文の中で、北澤裕「インターフェイスと真正性」について考えてみたい。ヘルメス主義から新プラトン主義、策謀のマキャベリ主義と誠実さの相克。合理的ルネサンスの虚像があり、オカルト的ルネサン…
→紀伊國屋書店で購入 ">―浪花節版『ショーシャンクの空の下に』― もとより辛気臭いわたしが曲がりなりにも生活していくためには、必要な条件というものがいくつかある。ある種の感動もそのひとつだ。たとえば、『ショーシャンクの空の下に』を観た(原作は読…