紀伊國屋書店ロンドン事務所
→紀伊國屋書店で購入 ルキノ・ヴィスコンティの映画「山猫」は、ガリバルディ上陸時期の元スペイン国王派シチリア貴族の斜陽を描いている。バート・ランカスター演じる男爵と、成り上がり者の娘を演じるクラウディア・カルディナーレが踊るダンスのシークエ…
→紀伊國屋書店で購入 フランス・ノルマンディー北部の町、バイユーにある有名な作品。日本人研究者に人気のある題材と聞く。ノルマン人によるイングランド王戴冠の正当性を誇示する目的で製作された。作品自体はタペストリーというより、むしろ刺繍作品であ…
→紀伊國屋書店で購入 Ce roman tant attendu de François Weyergans est enfin paru chez Grasset ; il a par ailleurs remporté le prix Goncourt.Dans Trois jours chez ma mère, François Weyergans écrit l’histoire de François Weyergraf qui tente d’…
→紀伊國屋書店で購入 1月28日付けの日本経済新聞に「一度は見てみたい絵画」という読者アンケートが掲載された。全く驚くには値しないが、第1位はルーブルにある「モナリザ」で、5位がミラノのサンタ・マリア・デル・グラツィエ教会にある「最後の晩餐」と10…
→紀伊國屋書店で購入同じヨーロッパでも国によって庭園の様式は相当に違う。一般的に言ってイギリス式は自然の模倣であり、風景式庭園はその典型にあたる。ストウ・ランドスケープ・ガーデンがこのジャンルの傑作とされている。しかし私の趣味ではない。風景…
→紀伊國屋書店で購入 「パートリッジ英語俗語辞典」は今回8版を数える英語俗語の辞典で、その最新版の刊行日、ロンドンのストランドにあるジョンソン博士旧邸での出版パーティーに招かれた。辞典編者や出版社のスタッフが集まる楽しい会合だった。この辞書ほ…
→紀伊國屋書店で購入 一昨年だったかピカデリーのRoyal Academy of Artsで行われた「トルコ展」に出かけた。RAAは内容の濃いオリジナルカタログを作る美術館で特別展はどれも質が高いが、このトルコ展もモンゴル経由の中国文化、東アジアの文化、アラブイス…
→紀伊國屋書店で購入 本書あとがきにもある通り、フィレンツェ/トスカーナに比べて他のイタリア半島地域は正当な評価を受けていないと思う。美術館収蔵作品は別としてイタリア美術旅行の醍醐味はイタリア半島の中小都市を巡ることにあると言っても過言では…
→紀伊國屋書店で購入 ここで仕事をしているとインセンティブという言葉に出くわすことが多い。既に日本語化しているので訳語は不要だろう。一応辞書で探してみると「動機付け」の意とあった。ヨーロッパのビジネスマンはこの言葉を魔法の杖のように使う。 本…
→紀伊國屋書店で購入 レコードのタイトルではなくて、これ、本です。歴史的名盤の中から一冊=一枚で批評するシリーズ企画ですが、その中から個人的に一番良く聞いたDavid BowieのLowを取り上げることにします。 少々飛躍して聞こえるかも知れないですが、イ…
→紀伊國屋書店で購入 ―ゲーテのイタリア紀行をバッグの底に忍ばせ、気が向いた時に少しずつ読みながらイタリア各地を旅行するのもいいだろう>>(澁澤龍彦、イタリアの夢魔、角川春樹事務所)― 日本語では岩波文庫、英語ではペンギンクラシックスに入っている…
→紀伊國屋書店で購入 ロンドンの町並みから強い印象を受ける人は意外と少ないのではないかと思う。それぞれをよく見ればジョージアン様式(John Nash設計のブラントンのパビリオンなど)、ヴィクトリア朝様式(国会議事堂など)、エドワード朝様式などに大別…
→紀伊國屋書店で購入 日本でも立命館大学八村教授によるVRによる伝統芸能の解析や、慶應義塾大学によるグーテンベルグ聖書をはじめとする和洋貴重書のデジタル化など、デジタル技術を駆使した芸術、書物の解析が活発に行われている。 本書の著者ラヴィン教授…
→紀伊國屋書店で購入十八世紀前半のこと、雌サイ、クレアの見世物巡業はヨーロッパ各地で大好評を博した。クレアはサイ専用の馬車に乗ってオランダのライデンからベルリンやライプチッヒなどのドイツ各地、ウイーン、フランスのランスやパリ、リヨン、マルセ…